内容説明
世界遺産の登録勧告を受けた「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中心的な存在・三内丸山遺跡の総合ガイドブック。
目次
1 三内丸山遺跡登場
2 発掘調査の成果
3 人びとの生活
4 交流・交易
5 大型記念物
6 円筒土器文化と三内丸山遺跡
7 遺跡を活かす
著者等紹介
岡田康博[オカダヤスヒロ]
1957年、青森県生まれ。現在、青森県企画政策部・世界文化遺産登録専門官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyrn
25
佐賀県の吉野ケ里や青森県の三内丸山などの大型遺跡からは弥生人や縄文人の新たな側面が次々と明らかとなっているようだが、関連本をちゃんと読んだことがなかったので手に取ってみた。発掘に関わった方の本なので記述が細かく難儀するし、円筒土器が三内丸山の特徴で年代で上層式と下層式に分けられ、さらに細分化されると詳しく解説しておきながら写真がない!という不親切なつくりだが、読み進めると5千年前の生活習慣をうかがい知ることができて概ね満足。特に、直径1mの大きな穴が三つずつ二列に六つあったからといって、あのような形で⇒2021/10/26