内容説明
日本古代史の故郷大和。古墳研究のエキスパートが奈良県の古墳をあまねく訪ね歩き、懇切に解説するとともにコースも適切にアドバイス。古代史探訪の最適なガイドブック!!
目次
1 大和東南部の古墳
2 大和北部の古墳
3 大和西北部の古墳
4 国中と大和西南部の古墳
5 飛鳥と高市の古墳
6 宇値と吉野の古墳
7 宇陀と都祁の古墳
著者等紹介
森下惠介[モリシタケイスケ]
1957年奈良県に生まれる。1979年3月立命館大学文学部史学科卒業。元奈良市埋蔵文化財調査センター所長。現在、奈良県立橿原考古学研究所共同研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みみりん
4
専門的で詳細に時代背景から構造や内部、副葬品まで説明されています。知識ゼロなので途中で断念。2021/09/10
林克也
2
実際に歩いて古墳をめぐるのに役立つと思う。今のところコロナ禍で県をまたいで奈良までは行けないが。東大寺の修二会も行きたいが、これは昨夜ライブ中継で鑑賞?することができて良かった。さて、古墳の築造はどのような組織体系で実施されたのだろうか。従事した労働者たちは何を思って作業をしていたのだろうか。とくに、巨石の運搬を担当した人たち、本当に大変だったと思う。割増手当はあったのだろうか。かつて大林組が仁徳天皇陵築造の試算をしたが、あの資料はさすがスーパーゼネコン、数字のみで作業員の息遣いが全く感じられなかった。2021/03/14