内容説明
日本の作物栽培は弥生時代以降と考えられてきたが、レプリカ法によって縄文土器にマメの圧痕が発見され、すでに縄文時代にはマメが栽培されていたことが明らかに。植物考古学の最前線に立つ著者が最新の研究成果と共に、基本的観察法を紹介。
目次
第1章 縄文人が利用したマメ
第2章 マメの同定法
第3章 縄文時代のアズキ
第4章 縄文時代のダイズ
第5章 マメ科植物の大型化と栽培化
第6章 マメの栽培利用と調理法
第7章 マメと縄文人
著者等紹介
中山誠二[ナカヤマセイジ]
1958年新潟県生まれ。1980年中央大学文学部卒業。2010年博士(文学)東海大学。山梨県立博物館学芸課長、山梨県埋蔵文化財センター所長を経て、南アルプス市ふるさと文化伝承館館長、帝京大学文化財研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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