出版社内容情報
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」
「自分を最も生かせる道」として指揮者になった井上道義が、その稀代の感性で切り拓く仕事、音楽、社会、そして人との出会いや日々の出来事の内に見出す、生きることの意義。
これまで新聞・雑誌等さまざまな媒体に寄稿したエッセイに、書き下ろしを加え1冊に編纂。
自分を十二分に生きる、自分に誠実に生きることに欲張り(?)な随想と実行の記録。
内容説明
日々の「歓び」が新たな道をつくる。「クラシック音楽」の新たな視界を先頭に立って開拓し続けてきた井上道義が折々に綴った随想と実行の記録。…これまで長年の活動の中で、新聞、雑誌、公演パンフほか様々な媒体に寄稿してきたエッセイを蒐集、さらに書き下ろしを加え1冊に編纂。
目次
1 人生の道(十三歳、「世界の美しさ」感じた;十四歳の決心 ほか)
2 音楽の道(シンフォニーの底に流れる歌―演奏家のみたシューベルト;もし「第九」が… ほか)
3 街から街へ(ロンドンレポート;ミラノレポート ほか)
4 交差点(二人の巨匠と私―クーベリック、チェリビダッケ追悼;チェリビダッケの音楽と彼自身 ほか)
5 舞台への道(しふくかん;東京音楽大学 ほか)
著者等紹介
井上道義[イノウエミチヨシ]
指揮者。1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪文化賞」、「大阪文化祭賞」、「音楽クリティック・クラブ賞」、2019年「有馬賞」を受賞。オーケストラ・アンサンブルカナザワ桂冠指揮者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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