降福からの道―欲張り指揮者のエッセイ集

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降福からの道―欲張り指揮者のエッセイ集

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784384068016
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0073

出版社内容情報

「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

「自分を最も生かせる道」として指揮者になった井上道義が、その稀代の感性で切り拓く仕事、音楽、社会、そして人との出会いや日々の出来事の内に見出す、生きることの意義。
これまで新聞・雑誌等さまざまな媒体に寄稿したエッセイに、書き下ろしを加え1冊に編纂。
自分を十二分に生きる、自分に誠実に生きることに欲張り(?)な随想と実行の記録。

内容説明

日々の「歓び」が新たな道をつくる。「クラシック音楽」の新たな視界を先頭に立って開拓し続けてきた井上道義が折々に綴った随想と実行の記録。…これまで長年の活動の中で、新聞、雑誌、公演パンフほか様々な媒体に寄稿してきたエッセイを蒐集、さらに書き下ろしを加え1冊に編纂。

目次

1 人生の道(十三歳、「世界の美しさ」感じた;十四歳の決心 ほか)
2 音楽の道(シンフォニーの底に流れる歌―演奏家のみたシューベルト;もし「第九」が… ほか)
3 街から街へ(ロンドンレポート;ミラノレポート ほか)
4 交差点(二人の巨匠と私―クーベリック、チェリビダッケ追悼;チェリビダッケの音楽と彼自身 ほか)
5 舞台への道(しふくかん;東京音楽大学 ほか)

著者等紹介

井上道義[イノウエミチヨシ]
指揮者。1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪文化賞」、「大阪文化祭賞」、「音楽クリティック・クラブ賞」、2019年「有馬賞」を受賞。オーケストラ・アンサンブルカナザワ桂冠指揮者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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trazom

113
京響や大フィルのシェフをされ関西とは馴染み深いのに、私が先生の指揮を聴いたのは12回だけ。このエッセイで、四方八方に話題が散乱し、これ言ってもいいのかと心配になる思い切った表現が続々と現れるのは、正に、先生の音楽と同じ。出生に対する複雑な思いを抱えながら、先輩の音楽家や社会に対して戦い続ける姿がある。京都市長選挙への立候補一歩手前も、その一つだったかも。「ショスタコーヴィチの魅力は?」と問われて、「一言でいうとそのネジくれた部分だと思います」と答える井上先生。だから先生の十八番なのかと、思わず微笑む…。2023/03/05

やっさん

100
★★★★ 僕が世界一好きな指揮者のエッセイ集。音楽以外の内容も多く、読み応え抜群。そしてやはりショスタコーヴィチに対しての熱量が高い。「このように逝きたい(p.138)」という一文が、彼のショスタコ愛そのもの。2024/02/08

コチ吉

8
以前FM放送でゲストに呼ばれた井上氏の話を聞いて、小澤征爾のようなちょっと支離滅裂な独特の話し振りに、何となく知性を疑ってしまった記憶があり、あまり期待せずに読んだ。ごめんなさい、誤解してました。ここには強烈な個性を持った芯のある音楽家がいた。政治家を目指すなど山っ気は感じられるものの、30歳で書いたシューベルトの章など、本質を突いていると思う。私は氏のあまり熱心な聴き手ではないが、来年末で引退は勿体ないと思う。2023/04/29

Ezo Takachin

7
個性的な指揮者である井上道義氏の人となり、音楽に向かう姿勢、考えなどを知ることができました。恩師は齋藤秀雄にチェリビダッケというこれまた強烈な人物から学んでいます。京都市交響楽団やオーケストラアンサンブル金沢での活躍していた頃の地元新聞記事へのエッセイも多かった。日本でのマーラー、ショスタコーヴィチと言えば井上氏。もうすぐ引退してしまうなんて残念です。2023/02/04

どら猫さとっち

6
日本の名指揮者・井上ミッキーさんの、これまでの指揮者人生を綴ったエッセイ集。よく彼が指揮する演奏会に行くが、ユーモラスで雄大な音楽を聴かせるだけでなく、パフォーマンスも面白味がある。本書でもその一面が垣間見える。出生の秘密には、驚いた。年齢のこともあるが、引退を表明したという。本書を読み終えた今、出来る限り彼の音楽に触れたい。2023/12/02

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