同成社古代史選書<br> 古代信濃の地域社会構造

個数:
  • ポイントキャンペーン

同成社古代史選書
古代信濃の地域社会構造

  • 傳田 伊史【著】
  • 価格 ¥8,250(本体¥7,500)
  • 同成社(2017/05発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 375pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月19日 06時30分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886217639
  • NDC分類 215.2
  • Cコード C3321

出版社内容情報



はじめに



 序 章 地域における古代史研究の視点と課題

   一 地域社会研究としての古代史研究

   二 本書の研究視点

   三 古代の信濃



第?部 信濃の首長



 第一章 古墳築造期の信濃の諸相

   一 古墳の築造にみる信濃の首長

   二 四世紀後半から五世紀にかけての長野盆地南部の小地域

   三 五世紀中ごろ以降の下伊那地域の小地域

   四 五世紀の信濃における地域構造の変化とその要因



 第二章 信濃の地域編成とヤマト王権

   一 信濃のウジ名と部名

   二 「科野国造」説について

   三 六世紀の朝鮮半島の政治情勢と信濃

   四 信濃における舎人の編成

   五 律令国家体制下の信濃の首長

   六 信濃国の成立過程



第?部 古代国家による地域編成の分析的研究



 第三章 七世紀の屋代木簡

   一 屋代木簡の出土状況

   二 屋代木簡の形態と内容による分類の特徴

   三 七世紀後半から八世紀初頭の特徴的な木簡

   四 屋代木簡が語る地域社会の様相



 第四章 埴科郡の地域社会構造

   一 埴科郡周辺の自然景観と歴史的環境

   二 屋代遺跡群と屋代木簡

   三 屋代木簡にみる埴科郡の地域構造

   四 まとめと課題



 第五章 信濃国における行政地名の制定について

   一 本章のねらい

   二 「シナノ」の国名表記

   三 郡名表記の変遷

   四 信濃国の郷名

   五 まとめと課題



 第六章 信濃国の地域と官衙

   一 東山道と国府

   二 信濃国における筑摩・小県・佐久三郡の位置

   三 諏方国と須芳山嶺道

   四 地域社会構造からみた官衙研究の課題



第?部 信濃国の災害と地域変動



 第七章 八世紀から九世紀前半の災害

   一 信濃の自然環境と災害

   二 古代信濃国の地震

   三 遠山地変



 第八章 仁和の大災害

   一 仁和四年五月二十八日詔とその性格

   二 仁和三年の災害

   三 仁和四年の信濃国災害

   四 長野盆地南部の集落遺跡にみる変動

   五 信濃国府の移転について

   六 災害における地域社会研究の意義と課題



第?部 地域社会の生産と貢納



 第九章 牧と馬―馬の生産をめぐる諸文化の伝来と交流―

   一 河内の牧

   二 信濃の牧

   三 信濃からみた地域間の交流



 第十章 日本古代の大黄の貢進について

   一 日本古代の史資料にみえる大黄

   二 薬物としての大黄

   三 日本古代の大黄

   四 日本における大黄貢進のはじまり



 第十一章 「麻續」の名称とその変遷について

   一 本章のねらい

   二 古代の「麻續」とその性格

   三 「麻續」の語意

   四 「ヲウミ」の漢字表記

   五 中世の「麻續」表記と「麻績」表記

   六 「麻續」表記の変遷とその背景

   七 歴史的情報としての地名をめぐる歴史学の課題



 終 章 地域社会における歴史研究



  おわりに

傳田 伊史[デンダ イフミ]
長野市立長野高等学校教諭

内容説明

古代信濃の自然環境や社会構造を、多数の重要木簡の検証をはじめとして、文献史学・考古学等の関連諸学を総合して復元。当該地域が律令国家へと編成されてゆく歴史過程を重層的に探究し、信濃における地域社会の実像に迫る。

目次

地域における古代史研究の視点と課題
第1部 信濃の首長(古墳築造期の信濃の諸相;信濃の地域編成とヤマト王権)
第2部 古代国家による地域編成の分析的研究(七世紀の屋代木簡;埴科郡の地域社会構造;信濃国における行政地名の制定について;信濃国の地域官衙)
第3部 信濃国の災害と地域変動(八世紀から九世紀前半の災害;仁和の大災害)
第4部 地域社会の生産と貢納(牧と馬―馬の生産をめぐる諸文化の伝来と交流;日本古代の大黄の貢進について;「麻續」の名称とその変遷について)
地域社会における歴史研究

著者等紹介

傳田伊史[デンダイフミ]
1960年長野県生まれ。1991年早稲田大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得退学。現在、長野市立長野高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品