同成社江戸時代史叢書<br> 国益思想の源流

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同成社江戸時代史叢書
国益思想の源流

  • 落合 功【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 同成社(2016/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886217455
  • NDC分類 331.21
  • Cコード C3321

出版社内容情報

田沼時代の名主・池上幸豊が推進した砂糖国産化や海中新田開発等を国益思想の登場と捉え、幕末・明治へと発展する様相を独自に検証。

序章 「国益」をどう考える
一 京都会議でのできごと
二 渋沢栄一の国益論
三 国益という表現は十八世紀前半に登場する
四 経済思想史研究における国益思想
五 民衆思想史研究における国益思想
六 経済思想について考える
七 国益思想の源流を考える

第一章 宝暦・天明期という時代
一 田沼時代
二 貿易問題と産物国産化の動き
三 砂糖国産化の流れ
四 身分制社会と身分上昇
五 宝暦天明期を考える

第二章 池上幸豊の系譜
一 池上家の系譜
二 池上幸豊の事蹟について
三 池上幸豊の師匠、成島道筑

第三章 海中新田開発事業のとりくみ
一 池上家の新田開発思想
二 成島道筑の墾田の思想
三 新田開発の訴願
四 池上新田の成立
五 池上幸豊の新田開発事業の特色
六 国土拡大の取り組み
七 義田としての新田開発
八 池上幸豊の新田開発思想

第四章 砂糖作りをはじめる
一 甘蔗砂糖の育成・普及活動
二 池上幸豊を支えた人々
三 砂糖国産化の歴史的意義

第五章 国益思想の諸相
一 商人による国益
二 工藤平助の国益思想
三 広島藩での国益思想と殖産興業政策
四 民衆の論理としての国益
五 幕末期、関東での国益思想

終章 近世国益思想の形成・展開
一 十八世紀前半(享保期)―海中新田開発―
二 十八世紀中頃(宝暦天明期)―砂糖国産化―
三 十九世紀前半―全国への展開―

参考文献
あとがき


落合 功[オチアイ コウ]
青山学院大学経済学部教授

内容説明

近世中期、田沼意次の改革期に活躍した上層農民・池上幸豊に着目。幸豊が進めた砂糖国産化・海中新田開発の基底に「国益」思想の源流を見出し、封建的停滞から経済成長を指向する社会への大転換をリードした、現代にも通ずる重要概念を歴史的に詳述する。

目次

序章 「国益」をどう考える
第1章 宝暦・天明期という時代
第2章 池上幸豊の系譜
第3章 海中新田開発事業のとりくみ
第4章 砂糖作りをはじめる
第5章 国益思想の諸相
終章 近世国益思想の形成・展開

著者等紹介

落合功[オチアイコウ]
1966年神奈川県川崎市に生まれる。1995年中央大学大学院博士後期課程文学研究科修了。1998年広島修道大学商学部専任講師。2002年広島修道大学商学部教授。2013年~青山学院大学経済学部教授、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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