内容説明
記紀神話に登場するスサノオノミコトやアメノヒボコは朝鮮半島の新羅から渡来した人々の祀る神であった。これらを祀る無数の神社を探訪し史料を渉猟するなかで、新羅渡来人が古代日本で如何に活躍したか明らかにする。
目次
第1章 新羅の神々の記紀神話
第2章 新羅の神を祀る百済系氏族
第3章 素戔嗚尊にみる多様性と複合性
第4章 北部九州と新羅の神
第5章 大和、難波地域に展開した新羅神
第6章 河内にみる新羅の神
著者等紹介
出羽弘明[デワヒロアキ]
1939年山梨県に生まれる。1966年北海道大学経済学部卒業。第一勧業銀行(現みずほ銀行)大津・鉄鋼ビル支店長、資金部長を経て東京リース株式会社常務取締役。2002年より東京オートリース株式会社常務監査役。2007年~2013年株式会社叶匠寿庵顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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