マーケティングプロフェッショナルの視点―明日から仕事がうまくいく24のヒント

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マーケティングプロフェッショナルの視点―明日から仕事がうまくいく24のヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784296102587
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

P&G、ユニリーバ、ダノン、資生堂……
先進企業でマーケティング部門を育成・指揮してきた著者が
ビジネスを成功に導くプロマーケターの“共通言語"をやさしく解説

技術による差異化が難しい今、企業が持続的に成長するには、
顧客視点に立ったマーケティング戦略を立案・実行できる人材が必要です。
その第一歩が、マーケティングのプロフェッショナル=プロマーケター
だけが知る“共通言語”を学ぶこと。

マーケティングとは何か、ブランドとは何か、競合とは何か、
戦略を構成する目的と資源とは何か──。

商品開発、広告宣伝、営業・販売といったマーケティング関連業務に携わる
すべての人が「共通認識」を持ち、ブランドの定義書やマーケティング実行モデルを
定めてマーケティング戦略を遂行する必要があります。
また、最終利益を超える額のマーケティング投資をする企業が多い昨今、
この“共通言語”は、経営陣にとっても必須です。

本書では、P&G、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、
資生堂など25年以上にわたりブランドマネジメント、マーケティング組織構築、
CMO(マーケティング最高責任者)などの経験を積んだ筆者が提示する
24の問いを通して、それらの“共通言語”を学ぶことができます。

<プロマーケターの常識、あなたは答えられますか?>
「万年筆」の競合とは何か
「いいクルマ」とは何か
「あの化粧品が欲しい」と思うのはなぜか
トップシェアが交代するのはどんなとき?
「ブランド」=「利益」になるのはなぜか
マーケターのスランプ脱出法は?
「論理的な意思決定」を組織に浸透させるには……

内容説明

先進企業でマーケティング部門を育成・指揮してきた著者が教える、ビジネスを成功に導くプロマーケターの“共通言語”。

目次

第1章 市場創造とブランドマネジメント(あなたのブランドの「競合は何か」;あなたの参入している市場で、「いい○○(製品カテゴリー名)とは何か」 ほか)
第2章 戦略の実践(目的と資源は、正しく明示できているか;目的を見失わないために、何に気をつければいいか ほか)
第3章 ブランドマネジメント(ブランドマネジメント制を導入する際、気をつけるべき点は何か;ブランドマネジャーが持つべき心構えとは何か ほか)
第4章 マーケティングのこれから(マーケティングのデジタル化とは何か;なぜ「20代女性」がターゲット消費者なのか ほか)

著者等紹介

音部大輔[オトベダイスケ]
クー・マーケティング・カンパニー代表取締役。P&Gジャパン、マーケティング本部に入社。17年間の在籍中、ブランドマネジャー、マーケティングディレクターとしてアリエール、ファブリーズ、アテント、パンパースなどのブランドマネジメントを経て、US本社セントラルチームでイノベーションに関する知識創造プロジェクトのマーケティングサイを主導。帰国後、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、資生堂などさまざまな文化背景、製品分野の企業でブランドマネジメントやマーケティング組織構築を指揮。2016年、CNET JapanのCMO Awardを資生堂ジャパンCMOとして受賞。2018年より株式会社クー・マーケティング・カンパニー代表取締役。博士(経営学 神戸大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

templecity

8
P&Gでマーケティングをしていただけあって記載していることが的確で無駄がない。何が競合になるか、万年筆とネクタイが実は競合。食事同士もも腹が限界があるので、競合となる。ユーザーが何を欲しているのか突き詰める。毎年マーケティングに10億円つかっても、一貫性が無いと前年の効果が残らない。ブランドを作り上げることが大切。すると同じ費用でも毎年積みあがって効果が増す。人材育成もコピーと作る。単なるマーケティングだけではなく経営という観点で参考となる書。 2019/05/07

mkt

5
視点を変えれば競合も変わる/いい◯◯の定義を想像する/市場のルールを変える/マーケ:市場創造/ブランド:意味/市場:競合/フロー(ファネル)を下から上に作っていく/資源を獲得する方法①休眠中で使用できていない②既存の資産を使って新しい資源を獲得/一貫した姿勢の維持が形式知を作る/ブランド別にPLを把握する/知識(お客様の真の情報)主動のチーム作り/パーセプションフロー:認識の変化に軸をおく/マーケターは世界で2番目に古い職業/製品機能、ベネフィット、関係改善/ 20220515読了 223P 20分 2022/05/15

tamagokun

3
著者はマーケティングのプロとしてキャリアを築きました。ノウハウを伝えるべくして書かれた本です。まず、ベースの考え方があります。それは、消費者を見ることです。会社の内部を見るのではなく、消費者が喜ぶ製品やキャンペーンを展開することが大切です。そして、その消費者とは人間であるというシンプルな本質を忘れないことです。その原点を抑えつつ、消費者理解、ブランディング、デジタルマーケティングなど考え方を整理していた本でした。2020/09/25

in_rainbows

3
現場の視点でマーケティング活動の進め方について具体的に書かれているため、大企業のマーケ担当者でなくても非常に参考になると思う。2019/10/25

Gokkey

3
マーケティングの現場力を高める一冊。抽象的な箇所も多いが、これを如何に噛み砕いて明日からの仕事に活かすかはマネージャーの力量次第か。2019/08/23

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