内容説明
大分県国東半島に位置する六郷山地域。中世社会における六郷満山の成立と、近世から現代にまで及ぶ歴史的変遷過程を明らかにし、「山」の開発と信仰の態様・政治的支配などを、総合的に検討する。
目次
第1部 六郷山の歴史(人聞菩薩論―御許山霊山寺と六郷山;中世六郷山の組織の成立と展開;中・近世の六郷山寺院と峯入り;修正鬼会と国東六郷満山)
第2部 六郷山寺院の実像と景観(六郷山の開発と寺院の実像―旧豊後高田市域を中心に;都甲谷の六郷山寺院の実像―荘園村落遺跡調査の成果;中世における「山」の開発と環境―国東半島地域の山の開発を事例として)
著者等紹介
飯沼賢司[イイヌマケンジ]
1953年長野県に生まれる。1980年早稲田大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程満期退学。早稲田大学文学部助手、大分県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館主任研究員を経て、別府大学文学部教授、同大学文学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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