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内容説明
戦後70年。この時代の節目に日本のこと、お金のことを知り、現実をよく見て、変化するのだ。大事なのはテクニックではない。明日からの生き方だ。「年収1億円」シリーズ累計35万部の著者が数字的根拠とともにこれからの生き方を示す!
目次
序 あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら
第1部 ぼくらの日本はこんなにも残酷だ!―目をそむけたくなるほどの「現実」を見よ(衰退する日本;崖っぷちの日本;残酷な日本 ほか)
第2部 これからは3つの資本で生きのびよ!―自分の「強み」を知り、助け、助けられよ(テクニック偏重の「手段思考」をやめよ;かっこいいお金持ちとは;自分資本=発想の転換が必要だ ほか)
附録 なぜ、こんな国になったのか?―あなたを縛る「お金」の正体を教えよう!(お金は怖いものだった;お金は決して「神」ではない;格差を生んだお金の働き ほか)
著者等紹介
江上治[エガミオサム]
株式会社オフィシャルインテグレート代表取締役。1967年、熊本県天草市生まれ。有名スポーツ選手から経営者まで年収1億円を超えるクライアントを50名以上抱える富裕層専門のカリスマ・ファイナンシャル・プランナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
107
★★★★飽食の国日本。先日来ワイドショーで廃棄食品の横流しが話題になっています。そして…この事件での健康被害は今の所0です(2016年1月現在)その日本で、廃棄される食品は、生産される米の量とほぼ同じなのです。何かが違う、分かっていても他人事の毎日。他人事でなくリアルに感じるために、日本の人口1億2700万人を100人の村に縮め解説しています。そして今この村は、存在しているのが不思議な程の借金にまみれています。目を背けたくなる現実をやっとの思いで読みました。それが第1章。まだ間に合う必ず間に合う!2016/01/26
かおりんご
40
残酷という言葉が適切なのかはわからないけれど、今の日本の経済視点で、ずばっと切り込んだ感じがします。二極化しつつあるのに、一億総中流という感覚はいまだ拭えず。貧困問題や福祉問題を考えていかなければと思います。中学生、高校生辺りから。2016/08/23
ひらちゃん
36
目を背けたくなる事実ばかり。子供達に借金を押し付けたままこの国の将来が不安だ。見て見ぬ振りをして過ごしてきたツケが回ってきている。自分達の老後でさえままならないのに子供を欲しいと思えないのも当然。いつの頃だったか漠然と将来が不安になった時期があった。あれからどんどん悲観的に思えて仕方が無い。お金に縛られずに変えていく。まだ間に合うなら、いやまだ間に合うと信じて見直さなければいけない。でないと子供達の未来がない。2016/02/21
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
34
今のままだと残酷な未来が待ち受けているのは良く分かりました。第1章の数字関連は特に興味深く読めました。2016/02/10
リノン
31
日本を100人の村に例えた話。似たものを聞いたような。残酷っていうより、悲惨な感じ。私が気になったのは「100人中小学生は5人、中学生3人、高校生3人、大学生は2人」子供は少ないですね。村の借金、貧困、奨学金返済苦、虐待、老老介護、食品ロスなどデータと共に今の問題点がズラリと分かりやすく書かれています。最終的にお金って何?の話になります。「あなたが本当に欲しかったのは、お金そのものではなく、お金がたくさんあるときの安心感」確かにね。たくさんあった時なんてないけど。「自分の強みを知って、お互いを高め合おう」2016/01/29