出版社内容情報
お気に入りの一枚に出会うために知っておくと役に立つ、うつわの種類や名称などの基礎知識から日本全国のやきものの産地の特徴や技法まで紹介した、やきもののバイブル本。
内容説明
器の種類やつくり方、全国のやきもの産地や用語集など、知っておきたい基礎知識をまとめました。お気に入りの一枚を見つけたい人、器好きのための一冊です。
目次
1章 やきものの器(器の種類;器の装飾;器の釉薬)
2章 やきもののつくり方(成形;成形時の装飾;生素地への化粧土装飾 ほか)
3章 やきものの産地(九谷焼;会津本郷焼;大堀相馬焼 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RX78
20
きれいな写真も多く、詳しくまとめられています。これ1冊でやきもののことがよくわかります!2021/03/29
jinginakineko
3
各地のやきものの特色や歴史を解説してある本だろうと想像して購入したが、それ以上にさまざまな技法・工法について詳細に書かれた本だった。化学に疎い私は正直理解できないところも多々あったが、陶芸家とは芸術的センスや器用さだけでなく、科学技術の知識こそ必要なのだとよくわかって感嘆した。ひとつ欲をいえば、初心者向けの書でもあることだから、独自の用語にはルビをふって頂けるとありがたかった。2020/10/23
doapon
3
写真が美しく解説もわかりやすい。特にこの本の良いところは、博物館に展示されるような歴史的典型的な作風の名品も紹介しつつ、現代の作家さんの現場に赴いて作陶過程を撮影し、その完成品写真と並べて掲載しているページがたくさんあることです。各工程、こんなに様々な技法があるんだなあと、先人や気鋭の現代作家の工夫に驚かされます。 個人的に唐津焼に惹かれています。2020/07/18
Koki Miyachi
2
新しい本でやきものの最新の知見が紹介されている。現代の陶芸家の作品も数多く掲載され、陶磁器の世界の現在形を俯瞰できる。陶芸雑誌「陶工房」に準拠したナレッジを系統的に整理。やきものの種類、つくり方は具体的で掘り下げた解説がされている。ヴィジュアルで分かりやすい解説。やきものを深く理解するには最適。2024/12/28
crf2
1
三島手がお気に入り2023/07/07