内容説明
古代出雲の深層には、何が隠されているのか。その時間・空間には、何が広がっていたのか。古代出雲の主要史料たる『出雲国風土記』を中心に、膨大な史・資料を渉猟し、古代出雲の実態を追究。埋もれていた近世国学者らの貴重な研究をも踏まえて、往時の世界を描き出す。
目次
第1部 『出雲国風土記』の歴史的探求(神宅臣金太理の基礎的考察;水上からの「八雲立つ出雲」 ほか)
第2部 神話の舞台・出雲(八雲立つ「出雲」の国号;神話の舞台と神々 ほか)
第3部 地域社会とその広がり(『出雲国風土記』記載の神原郷;日置と塩冶世界 ほか)
第4部 古代出雲研究と近世国学者(渡部彜の復権と周辺の人間模様;萬延二年『御嶋日記』にみる国学者 ほか)
著者等紹介
関和彦[セキカズヒコ]
1946年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(歴史学:國學院大學)。2011年、共立女子第二中学・高等学校校長を定年退職。現在、八王子市史編纂原始古代部会長・雲南市文化財保護審議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
-
- 和書
- 薬になる草と木424種