内容説明
著者は、律令国家が全国に敷設した官道の復原を追究する中で、それらを単なる道路研究の枠組みを超えて歴史空間の再現にまで高めようと試みる。
目次
序章 古代官道研究の成果と課題
第1章 宝亀二年以前の東山道武蔵路
第2章 下野国都賀・河内両郡における古代駅路
第3章 下野国那須郡を中心とする古代官道
第4章 下野国の古代伝路
第5章 出雲国西部の古代駅路
第6章 福岡県小郡市西島遺跡5周辺の歴史地理―古代道路を中心として
第7章 豊前国京都・仲津両郡における古代官道
第8章 肥前国彼杵・高来両郡における古代官道
終章 武蔵国中・北部における古代官道と鎌倉街道
著者等紹介
木本雅康[キモトマサヤス]
1964年富山県に生まれる。1986年國學院大學文学部史学科卒業。1993年國學院大學文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。現在、長崎外国語大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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