内容説明
新進の研究者を結集して過去・現在の研究成果を検証し、将来的展望をみすえつつ縄文研究の新地平を探る。
目次
1 総論(縄文時代の動物質資源と生業圏)
2 人と海の関わりあい(古海況・魚貝類相の変遷;海況変遷と遺跡群(1)北海道東部
海況変遷と遺跡群(2)奥東京湾
海況変遷と遺跡群(3)宍道湖・中海)
3 魚貝類の食利用(貝類;海生魚類;サケ・マス類;淡水魚―日本列島における淡水魚の利用)
4 人と動物の関わりあい(鳥獣類相の変遷;イノシシ飼育;シカ・イノシシ;海獣類(1)クジラ・イルカ
海獣類(2)アシカ・アザラシ類
鳥類)
5 縄文時代人の食性(同位体食性分析からみた縄文文化の適応戦略;食の季節性―生業の季節スケジュール)
著者等紹介
小杉康[コスギヤスシ]
1959年。現在、北海道大学大学院教授
谷口康浩[タニグチヤスヒロ]
1960年生。現在、國學院大學准教授
西田泰民[ニシダヤスタミ]
1959年生。現在、新潟県立歴史博物館
水ノ江和同[ミズノエカズトモ]
1962年生。現在、文化庁
矢野健一[ヤノケンイチ]
1959年生。現在、立命館大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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