内容説明
有舌尖頭器は誰の手でどのように作られたのか。気鋭の若手研究者が、実験考古学的に石器と対話するなかで、作り手の姿に思いをはせ、縄文時代のはじまりの様相を探りだす。
目次
第1章 石器づくりの型―石器づくりの実験考古学
第2章 斜行有舌尖頭器について
第3章 石器扱いの違い
第4章 斜行石器群の広がり
第5章 有舌尖頭器の由来
第6章 縄文時代はじまり前夜の東西世界
第7章 「石器扱い」論の地平
著者等紹介
長井謙治[ナガイケンジ]
1978年愛媛県生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員、博士(環境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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