内容説明
奥山荘城館遺跡 新潟県胎内市を中心に広がる、中世を通じて営まれた荘園。領内には数多くの城館遺構や宗教関連遺跡などがあり、中世東国荘園の姿を今に残すものとして、現在12地点が史跡指定されている。出土する遺物は、畿内・関東・東北文化圏の境界にあたることから独特な構成・様相をみせ、往時の物流・地域交流の有り様を物語る。
目次
1 奥山荘から見えてくる中世日本
2 奥山荘前史
3 史跡奥山荘城館遺跡の概要
4 奥山荘の始まり―立荘~一二〇一年
5 奥山荘の分割
6 奥山荘政所条
7 南北朝動乱期の奥山荘
8 戦国期の奥山荘
9 奥山荘の城館
10 境界領域としての越後
著者等紹介
水澤幸一[ミズサワコウイチ]
1967年、滋賀県生まれ。立正大学大学院文学研究科史学(考古学)専攻修了。現在、胎内市教育委員会生涯学習課主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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