内容説明
日中戦時下、日本軍は国家総力戦を戦うため出征軍人留守家族、傷痍軍人、戦死者遺族等への支援事業を本格化した。本書は、近代日本の国家的社会事業の先駆ともいえる「軍事援護」の虚実を明らかにする。
目次
第1章 「隣保相扶」の創出
第2章 東京府下における軍事援護の展開
第3章 「隣保緝睦ノ実」―馬込村勇兵会の活動
第4章 癈兵院の設立
第5章 「保護」の名の下に
第6章 国費救護への転換
第7章 救護の構造
第8章 「国民の隣保相扶」へ―銃後奉公会の成立
日中戦時下、日本軍は国家総力戦を戦うため出征軍人留守家族、傷痍軍人、戦死者遺族等への支援事業を本格化した。本書は、近代日本の国家的社会事業の先駆ともいえる「軍事援護」の虚実を明らかにする。
第1章 「隣保相扶」の創出
第2章 東京府下における軍事援護の展開
第3章 「隣保緝睦ノ実」―馬込村勇兵会の活動
第4章 癈兵院の設立
第5章 「保護」の名の下に
第6章 国費救護への転換
第7章 救護の構造
第8章 「国民の隣保相扶」へ―銃後奉公会の成立