内容説明
近世初期、九州佐賀を中心に奏ぜられその後衰退、今はほとんど消滅した筑紫箏の音楽。著者は30年にわたる研究により、その破片を丹念につづり合わせ、文化遺産としてみごとに蘇らせた。
目次
第1部 筑紫箏音楽史(筑紫箏音楽とは;筑紫箏音楽の伝承史;筑紫箏音楽の特徴;筑紫箏音楽の変遷史)
第2部 資料編(文献資料の書誌データ;文献資料の翻刻;楽譜資料の訳譜;楽譜資料訳譜の五線譜訳;楽器資料の調査報告;附録 復元演奏録音CD(二枚組))
著者等紹介
宮崎まゆみ[ミヤザキマユミ]
1946年東京都生れ(旧姓石井)。1969年武蔵野音楽大学音楽教育学科(ピアノ専攻)卒業。1971年同大学大学院修士課程音楽学学科(日本音楽史専攻)修了。同大学研究員、非常勤講師を経て、1994年宮崎大学教育学部(現教育文化学部)助教授。1996年同大学教授(現在に至る)。2002年学位取得。東京芸術大学博士(音楽学)
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