内容説明
近世を通じて百姓と武士の中間にあった八王子千人同心たち。彼らは幕末期に新撰組発祥の母体となり、身分制社会克服のさきがけともなった。その時代的変質の様相を生活実態に即してさぐり、近世日本の実像の一端に迫る。
目次
第1章 千人組の原型
第2章 千人同心の変容とその背景
第3章 寛政御改正の影響
第4章 生活のなかの千人同心
第5章 千人同心の光と陰
第6章 戦争と身分制の終焉
近世を通じて百姓と武士の中間にあった八王子千人同心たち。彼らは幕末期に新撰組発祥の母体となり、身分制社会克服のさきがけともなった。その時代的変質の様相を生活実態に即してさぐり、近世日本の実像の一端に迫る。
第1章 千人組の原型
第2章 千人同心の変容とその背景
第3章 寛政御改正の影響
第4章 生活のなかの千人同心
第5章 千人同心の光と陰
第6章 戦争と身分制の終焉