内容説明
97年かかって平成の今届く明治青年の熱き心!!熊本県立中学済々黌の同窓将兵が、母校の黌長、後輩にあてて戦地で認めた443通の書簡。長い間その存在を忘れられていたものが、今ひもとかれ、日露戦争100年を目前にして読み解かれた。日露戦争研究の第一級史料であるとともに、明治期の青年たちの心を知る貴重な手がかりでもある。
目次
相賀寅甫
天草種雄
荒川真郷
有田忠次
生田勝平
石川喜代見
石川十平
石坂三戌
石橋末喜
石丸志都磨〔ほか〕
著者等紹介
大浜徹也[オオハマテツヤ]
1937年山口県に生まれる。東京教育大学文学部卒業。現在筑波大学教授。著書に『乃木希典』『明治の墓標』『明治キリスト教会史の研究』『天皇の軍隊』『兵士』ほか
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