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出版社内容情報
《内容》 医療過誤訴訟が増加している現状において、過誤をいかに未然に防止するかが第一線で臨床に携わる医師にとって重要なテーマとなっている。その第一歩は、過去の判例を詳細に検討し、臨床上の教訓を学ぶことにある。医師向けの医療情報誌「日経メディカル」で長年掲載している「医事紛争予防学」から50の判例を厳選し、ワンポイントアドバイスを付け加えて資料的価値を高めるとともに、医療過誤訴訟の最近の動向や最新トピックスを加筆した臨床医必携の書です。
《目次》
第1章 患者はなぜ提訴するのか
第2章 医事紛争の基礎知識
第3章 判例を徹底検証~臨床の教訓 47判例
説明・告知のミス:解説と判例
「腹部大動脈瘤の手術で説明不足」
「末期癌患者の家族への告知義務」など
診断時のミス:解説と判例
「開業医が転医勧告義務に違反」
「確定診断のために組織摘出で後遺症」など
治療時のミス:解説と判例
「精神科の救急患者が植物状態に」
「早期胃癌患者への抗癌剤投与で死亡」など
管理上のミス:解説と判例
「入院中の女児が病院食の誤嚥で死亡」
「精神疾患の患者が同室者に暴行」など
その他のミス:解説と判例
「妊婦と新生児がともに死亡」
「訴訟の過程で患者側を誹謗中傷」など
第4章 医療事故と刑事責任
解説/3判例
(横浜市立大事件、埼玉医大事件、東京女子医大心研事件)
第5章 判例統計
「2001年の医療過誤訴訟」
「2002年の医療過誤訴訟」
「2003年の医療過誤訴訟」
内容説明
『日経メディカル』の人気コラム「医事紛争予防学」の掲載判例を集録!判例を「説明・告知のミス」「診断時のミス」「治療時のミス」「管理上のミス」「その他のミス」に整理。訴訟を防ぐためのワンポイントアドバイスを専門家が体系的に解説。2001年から2003年までの主要判例誌に掲載された180の医療訴訟の概要を収載。
目次
第1章 患者はなぜ提訴に踏み切るか
第2章 医事紛争解決の基礎知識
第3章 判例の徹底検証臨床への教訓(説明・告知のミス;診断時のミス ほか)
第4章 医療事故と刑事責任
第5章 判例統計