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内容説明
妖しいまでの美貌、決して他には殺されぬ無敵の『力』。『桜屋』四番めの子『しにこ』は、生まれながらにしてそれらを背負い、修行ののち佐保神宮の宮司となる。しかし霞の『力』は十七の春を過ぎても眠ったままだ。勅命が下る。宮司の殺害によって開かれた裏鬼門を閉ざせと。竜路、稔の兄弟とともに西へ向う霞は、負の気の寄座、鬼戻の闇の権化、戸崎と出会う―気鋭のオカルティック・サスペンス始動。
著者等紹介
三鷹うい[ミタカウイ]
3月14日生まれ。香川県出身。茨城県在住。第1回角川ルビー小説賞ティーンズルビー部門優秀賞受賞作、『背中にはしまもよう』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。