内容説明
正しい理論とは、科学とは、何だろうか。理論の歴史を追い、理論の成り立ちの構造を解明した。これはまた、私たちの心の中を旅する哲学の書。
目次
第1章 公理的な有限値の数学と公理的な無限値の数学(今日の数学の基礎をめぐる疑問;公理的な数学とその理論の構成可能域、および疑問の解決の方策;有限値の数学Λの公理系λ ほか)
第2章 数学的空間、幾何学、および数学的時空間(数と図形に関する理論の起源とその公理的性質;線形の座標軸が直交するΛ1の座標と空間;公理的なΛ1の座標によるユークリッド幾何学の解釈 ほか)
第3章 公理的な数学から拡張された非数学理論(数学Λ1の理論の非数学理論への拡張;Λ1拡張の理論としてのニュートン力学;数学Λ1から拡張された公理的な数学、確率論とその応用理論 ほか)
著者等紹介
辻義行[ツジヨシユキ]
1945年、中国東北部に生まれる。ベース理論研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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