コミンテルンが描いたユートピア―スペイン人民戦線政府・共和国論

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コミンテルンが描いたユートピア―スペイン人民戦線政府・共和国論

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886114495
  • NDC分類 309.3
  • Cコード C0022

内容説明

国際共産主義運動におけるスペイン内戦の教訓、いわゆる「スペインの経験」は生かされたのか?コミンテルンのスペイン把握、トリアッティ、ディミトロフを中心とする議論の展開を跡づけ、ソヴェト型革命戦略からの脱却と民主主義を展望する、新世代のコミンテルン研究。

目次

第1章 一九三六年前半に至るまでのコミンテルンにおける政府、国家論(第六回世界大会『コミンテルン世界綱領』における規定;第七回世界大会における人民戦線政府、国家論;フランス問題とコミテルンの五・六月決定にみる人民戦線政府論の発達)
第2章 一九三六年下半期におけるコミンテルンの人民戦線政府、国家論(九月一六日から一九日の執行委員会書記局、幹部会会議と人民戦線政府論;出席者についての問題;スペイン共産党代表の報告的発言;マヌイリスキーの問題提起的発言;ディミトロフのスペイン状況把握、規定についての発言(演説)
スペイン問題についての決議(コミンテルンにおける論議はいかに反映されているか))
第3章 一九三六年一〇月の論争(人民戦線推進派に対する抵抗としてのクノーリンのスペイン状況把握、規定についての論文の発表;トリアッティ論文が出されるまで;トリアッティ論文とこの時期の著述に見るトリアッティの考え方)
第4章 スペインにおける政府・国家論(統一政党形成問題を中心にして)(一九三六年から一九三七年のスペインにおける状況;ディミトロフ、トリアッティにみる統一政党論;一九三七年三月、六月、一一月のスペイン共産党中央委員会総会における「新しい型の議会制民主主義共和国」論と統一政党論)
補論 コミンテルンが描いたヨーロッパ(スペイン内戦勃発以後の最初の会議について;マヌイリスキーのスペイン論;ロゾフスキーのスペイン論;スターリンの側近、カガノヴィッチが見たスペイン内戦)

著者等紹介

島田顕[シマダアキラ]
1965年、横浜市生まれ。法政大学文学部史学科卒業、横浜国立大学大学院教育学研究科社会科教育専攻歴史研究専修修士課程修了、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。モスクワ放送(現ロシアの声放送)日本語課翻訳員兼アナウンサーを経て、法政大学理工学部講師。博士(社会学)。専門は歴史学、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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