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目次
第1章 刑事裁判における心理鑑定が触発する被告人の人格変容(はじめに;臨床法廷)
第2章 心理鑑定人の見た家庭内殺害(心理鑑定を巡る「実母殺し」法廷ドラマ;その他のケースの精神生理について)
第3章 性犯罪と心理機制(強姦の事例―未遂容疑の法廷審理;精神鑑定 ほか)
第4章 「尼崎連続殺人事件」と心理鑑定(有期刑と無期刑との懲役の重さはどう違うのか?;被告人の深層心理―文章完成法(連想方式)検査と面会から)
第5章 これからの鑑定の在り方を巡って(「心理鑑定」が「情状鑑定」の名称に、と。一つの時代の流れが。「情状」と「心理」とどう違うのか?)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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刑事裁判における心理鑑定が触発する被告人の人格変容 心理鑑定人の見た家庭内殺害: 心理鑑定を巡る「実母殺し」法廷ドラマ 性犯罪と心理機制: 強姦の事例 精神鑑定は信頼できるか 簡易鑑定でアスペルガー障害と診断? 反社会か自閉か 成育史に謎を解くカギが 心理所見から 動機と状況の説明の食い違い 刑事裁判の争点 「尼崎連続殺人事件」と心理鑑定: 有期刑と無期刑との懲役の重さはどう違うのか? 被告人の深層心理―文章完成法(連想方式)検査と面会 これからの鑑定の在り方を巡って: 「情状」と「心理」とどう違うのか?2022/01/24
ちび独
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心理鑑定に関する本。著者は大学教授でもあるが、アスペルガー研究所所長でもある。この立場から、よく知られた事件の心理鑑定について自らのコメントを綴っている。中には新聞社から求められて寄稿した文も掲載している。 巻末にあるように、著書は多数であり、本人の感謝状歴まで載せているので、ここまで書かなくても、と思わせるところもある。全体にまとまりがなく、テーマがテーマだけに読むのにはやや苦労する。2022/02/12