内容説明
自分と異なる人種・エスニシティ、性別、年齢、地域、性的指向、宗教などの「違い」と出会った時、どうするか。多くの場合、拒否する、同化する、無視するという3つの態度に陥るが、これで多文化化する時代を生き抜くことはできるのか。社会的、歴史的につくられる「違い」の再定義を通して探っていく。
目次
第1章 「違い」によってつくられる私たち(異文化体験とはなにか;異文化体験にパスポートはいらない ほか)
第2章 「違い」と出会う私たち(様々な異文化接触;「違い」との出会いは人を変える ほか)
第3章 変容する私たち(多文化意識;エスニシティ・ジェンダー・宗教のはざまで―変容する日系アメリカ人女性のアイデンティティ)
第4章 多文化を生きる知恵―「違い」が悩みになるとき(物理的居場所と心理的居場所の不一致;異文化での生きづらさ ほか)
著者等紹介
黒木雅子[クロキマサコ]
神戸生まれ。1973年、神戸女学院大学卒業、1984年カリフォルニア州立大学ヘイワード校、社会学部大学院修士課程修了、1994年カリフォルニア、太平洋神学校大学院(Pacific School of Religion)修士課程修了(「宗教と社会」専攻)、現在、京都学園大学人間文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 急性腹症 外科mook
-
- 和書
- 脳を活性化する自分史年表