内容説明
本書は、新法をDV被害者の保護のために最大限に活用するためのハンドブックである。法律関係者のみならず、あらゆる領域でDV支援に関わる人々にDV防止法をわかりやすく読み解くために、難しい法律用語を口語に直し、また、その法律を理解し、最大限に活用するために必要な情報やポイントも掲載した。
目次
第1章 口語DV防止法解説と活用のポイント(定義;国及び地方公共団体の責務;配偶者暴力相談支援センター;婦人相談員による相談等;婦人保護施設における保護 ほか)
第2章 DV防止への取り組み(DV被害とPTSD;外国人女性とDV被害;アメリカの医療機関におけるDV発見の取り組み―スクリーニングとスタッフトレーニング;わが国の医療機関におけるDV防止への取り組み;アメリカにおけるDV加害者対策 ほか)
第3章 保護命令申立書の書き方と注意点
著者等紹介
長谷川京子[ハセガワキョウコ]
弁護士。1983年弁護士登録。女性の権利、特にDVに関わる分野で活動し、DV防止法の研究や提言を行ってきた
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