内容説明
欧米ではいま、なぜ仏教が求められるのか。海外布教十三年。ニューヨークからヴァーモント州へ、曼荼羅寺からの開教日誌。
目次
第1章 ニューヨーク行脚(密教の東漸;ニューヨークへ;なぜ仏教を求めるのか;マンダラ都市ニューヨーク;ニューヨーク下街行脚)
第2章 アメリカ宗教事情(黒人社会と仏教;新しい仏教の担い手・ユダヤ人;権力と結びついた宗教;日系人社会と開教史;ホスピス―死の臨床;お葬式)
第3章 大自然を道場として(知識仏教からの脱却―リンカーンへ;不殺生ということ;仏教の再生―自然に帰れ!;スーザン慧光;大自然を拝む)
第4章 マンダラ時代(開かれた仏教社会を;心のふるさとルンビニー園;宗教サミット;瞑想の実修)