目次
南東欧
体制転換
人口動態
ボスニア戦争とその後
GDPとインフレ
農業
銀行・金融
労働力
教育・科学
EU加盟と安定化・連合プロセス〔ほか〕
著者等紹介
小山洋司[コヤマヨウジ]
新潟大学名誉教授。1943年生まれ。東京大学教養学部教養学科国際関係論分科卒業。東京大学大学院社会学研究科国際関係論コース単位取得退学。博士(経済学)。専攻は比較経済体制論、東欧経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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人民の指導者
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やはりバルカン諸国の経済構造は脆弱という印象。アルバニアなんて読んだ感じ東南アジア後進国と大して変わらない。2011/06/17
晴天
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主にバルカン諸国の経済についての概説。この地域は案外と国の数が多いのでどうしても1国あたりに割かれる分量は小さくなるが、主に同じ旧ユーゴスラヴィアを構成していた国々といえどもその経済状態はまったく一様ではない。しかし概ね共通しているところで内戦で傷ついた経済は執筆時点で旧ユーゴスラヴィア末期の水準に戻っていないというのがやるかたない。その中でもスロヴェニアだけ突出して経済成長をし、小回りの利く小国故にニッチに特化して尖りを発揮しているが、それも内戦と民族問題の影響が最小だったせいというのもまた。2021/08/24