内容説明
1945年5月、第三帝国消滅のその日まで絶望と混乱の戦場で果敢に戦い続けたドイツ機甲戦闘団。長期間にわたる丹念な調査と著者独特の視点によって描き出される、第二次大戦末期におけるドイツ軍地上部隊の知られざる戦闘記録集、満を持してここに完結。ティーガー2型をはじめとする主力重戦車から試作車両、軍装類…約250点に及ぶ写真に加え、豊富な図版を掲載。また、気鋭のイタリア人研究家による「特別寄稿」も収録。
目次
芸は身を滅ぼす?
えんどう豆とビーバーとあざらし
馬と虎とはウマが合う
虎の頭は橋の頭の専門家
真夏の夜の夢「第1001夜間戦闘団」?
お巡りさんの野戦部隊
オーデル河のモンテカッシーノ
1月30日は何の日か?
ベルリンの市街戦“最後の突撃砲旅団”
イタリア戦線における最後の戦車戦―1945年4月9日~22日
著者等紹介
高橋慶史[タカハシヨシフミ]
1956年岩手県盛岡市生まれ。慶応義塾大学工学部電気工学科卒業後、ベルリン工科大学エネルギー工学科へ留学。修了後の1981年から電力会社に勤務。専門はオール電化住宅、電気温水器、エコキュート、IHクッキングヒータなどを中心としたオール電化普及営業
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