内容説明
ロシアに数多くある有名な諺をジャンルごとに紹介。原文と訳に加え、表現面・内容面それぞれの面白さを第一人者が解きほぐす。
目次
第1章 諺とは何か
第2章 農奴制のロシア
第3章 ロシア人の食生活
第4章 ロシア人の家・家族・人生
著者等紹介
栗原成郎[クリハラシゲオ]
1934年東京都目黒区生まれ。1958年東京教育大学文学部(言語学専攻)卒。1961年同大学大学院文学研究科修士課程修了。1962~64年カリフォルニア大学(バークレイ校)大学院スラヴ語スラヴ文学科留学。(学位)博士(文学)(東京大学)。東京大学講師・助教授・教授(1966~92年)、北海道大学教授(1992~97年)、創価大学教授(1997~2007年)(現在)東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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narmo
0
純粋にためになりました。2017/10/13
Kumo
0
薄い冊子だが、テンポよく登場する諺が理解を助け、ロシア社会が簡潔に概観できる。第I章「諺とは何か」では、諺の文法的、修辞学的解説がなされており、勉強になった。2015/05/08
ヒツジ
0
丁寧にコメントがつけられているので、それぞれの諺が生まれた背景が窺えるし、この諺はロシアという土地で生まれるべくして生まれたんだなって思える。載ってる諺の量自体は多くない(如何せんブックレットなので)けど、これを読んでると読んでないとでは、他のロシア系のことわざ辞典なんかを見る時の理解度が違うと思う。 ロシアの民衆社会が窺えるので、ことわざとか興味ない人でも楽しいと思うよ。さらっと読めるし。