内容説明
広大なロシアのあらゆる地方で発展してきたロシア刺繍。独自の色彩、独自の宗教観を織り込んだ、その複雑多様な魅力を解き明かす。
目次
第1章 三つのロシア刺繍(多神教に根付く「農民刺繍」;荘厳たる「教会刺繍」、またの名を「金刺繍」;繊細な四季を映す「都市刺繍」)
第2章 ロシア刺繍小図鑑
著者等紹介
村松香[ムラマツカオリ]
ロータリー財団奨学生としてロンドン大学政治経済学院(LSE)で国際関係論を学ぶ。大阪外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業後、松下電器産業株式会社本社で国際法務渉外を担当。1993~94年、外務省専門調査員としてパリの経済協力開発機構(OECD)において対旧ソ連・東欧技術支援を担当。2001~4年、夫の赴任に伴い、二児を連れてモスクワに滞在。その間、モスクワ大学文学部フォークロア学科主任T・ディアーノワ女史に師事。現在ブリュッセル在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




