内容説明
ショスタコーヴィチの「音楽」を楽しむために!「歴史」「政治」から「作品」へ!全作品の一覧と解説に加え、詳細な人名索引もあり、資料としても貴重。
目次
1 ショスタコーヴィチをめぐる話題(家族;DSCH音型と引用;社会主義リアリズム;「プラウダ批判」 ほか)
2 作品解説と推薦盤(交響曲;管弦楽曲;協奏曲;室内楽曲 ほか)
3 資料編
著者等紹介
工藤庸介[クドウヨウスケ]
1971年、北海道生まれ。1994年、京都大学卒業。京都大学大学院農学研究科博士後期課程中退。現在、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科助手。専門は、地域環境工学、景観工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hr
1
図書館本。交響曲第4番の箇所を拾い読み。2022/03/19
NyanNyanShinji
0
本書の構成は先ずショスターヴィチの曽祖父の代からドミトリィ本人へ繋がる人々の歴史に触れた上でドミトリィの生涯を描く。それが第一章。続く第二章が本書のキモである。本書のタイトルにある文言の『全作品解読』は伊達では無い。各曲の解説を述べた後,著者お勧めの音盤紹介となる。マイナーな作品は旧ソ連のレコード会社のメロディアのLPしかなかくて令和の今では耳にすることが不可能な音盤もあるが良くぞここまで収集したと畏敬の念を覚えた。ちなみに著者は音楽学者では無くて環境学の学者。専門外でこんなホットな本を書くとは。憧れる。2024/06/01
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