内容説明
フィギュアスケートの五輪史をひもといてみると、旧ソ連・ロシア勢の活躍には目を見張るものがある。その強さはどこから来るのか、近年の活躍を振り返り、トリノ冬季五輪に出場する選手達も紹介しながら、その秘密に迫る。
目次
第1章 フィギュア王国への歩み(国威発揚の場としてのスポーツ振興;世界選手権10連覇の偉業;「氷上の芸術家」、アレクセイ・ヤグディン;華麗なアイスダンスのメダル獲得史)
第2章 「東西冷戦」思考に引きずられたソルトレークシティー五輪(衝撃の発表―カナダ・ペアに2組目の金メダル;北米メディアによる扇動的なキャンペーン;その後の一生を左右する金メダリストの価値;米同時多発テロで高まる愛国心;再燃したペア判定問題)
第3章 トリノ五輪のスターたち(男子シングル エフゲニー・プルシェンコ;女子シングル イリーナ・スルツカヤ;ペア トトミアニナ、マリニン組;アイスダンス ナフカ、コストマロフ組)
著者等紹介
村田隆和[ムラタタカカズ]
毎日新聞運動部記者。1965年4月25日生まれ。1989年、上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。同年、毎日新聞社入社。中部本社報道部、東京本社編集総センター(現・編集制作総センター)、外信部などを経て、2000年より運動部。1997年~98年、モスクワ大学ビジネススクール留学。アトランタ夏季五輪(1996年)、ソルトレークシティー冬季五輪(2002年)、アテネ夏季五輪(2004年)、サッカー・ワールドカップ日韓大会(2002年)などの国際大会を取材。現在、日本オリンピック委員会(JOC)・日本体育協会、競技では水泳、テニスなどを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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