内容説明
ロシアの酒といえばウォッカ。ウォッカにまつわる面白話、ロシア語表現に頻発する「ウォッカの言葉」を多数収録。著者自身の留学経験から綴られる実地体験を満載。ウォッカを通してロシアがより身近に。
目次
1 ゴルバチョフの蒸し風呂
2 クリスタル大作戦
3 ブハーリンの口実
4 アクアリウム
5 飲まないのは電信柱とフクロウだけ
6 カクテル
7 ロシアの蒸し風呂
8 飲んだくれになっちまうよ、婆や
著者等紹介
狩野亨[カノウトオル]
1942年生まれ。早稲田大学第一文学部露文科中退。1962年ロシア民族友好大学(前ルムンバ民族友好大学)歴史・文学部ロシア語・文学科入学。67年同学科卒。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学高等学院教諭。早稲田・モスクワ大学交換研究員として86~87年、95~96年の2年間モスクワに滞在
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感想・レビュー
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川
2
面白かったが、今のタイミングで読むのは少々つらかった。2009/11/26
晴天
1
酒にまつわるロシア語のいささか(以上に)品のない言い回しや、ソ連時代の酒飲みの風習(1瓶3ルーブリのウォッカを飲むため往来で見知らぬ3人が1ルーブリずつ出して1本を買うための合図がある、袖の匂いをつまみにするなどなど)は、捧腹絶倒ものだった。タイトルは「ほろ酔い加減」とあるが、「泥酔加減」といった方がいい塩梅かもしれない。ただ、アルコール依存症が当人や周囲や社会をどれだけ蝕むかを思うと、必ずしも笑えないのではあるが、そこに至るまでのなだらかなグラデーションを垣間見る心地にもなる。2022/06/24
narmo
0
あああ、めちゃめちゃ面白かった‼ロシア人の言葉遊びセンスに痺れました。そして、この狩野さんの肝臓www 参りました。2017/10/19
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