旅・ダイナミズム・越境
越境する作家チェーホフ―“孤独”と“自由”を求めた生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784885955044
  • NDC分類 980.28
  • Cコード C0074

内容説明

「四大戯曲」と「結核」のイメージが強いロシアの作家チェーホフ(1860~1904)の生涯を、「旅」「孤独」「自由」という視点から再訪し、「越境する作家」という新たな作家像を提示。

目次

第1章 少年の旅―『曠野』ある旅の話 一八六〇~一八八八(少年期;故郷へ ほか)
第2章 流刑地への旅―シベリア・サハリン 一八八八~一八九〇(十九世紀後半のシベリア・サハリン;動機・決意・準備 ほか)
第3章 小説から劇作へ―ジャンルからの越境 一八九〇~一九〇一(天と地のちがい;『かもめ』へのプロローグ―メーリホヴォ時代 ほか)
第4章 最後の旅―越境 一九〇一~一九〇四(結婚;『桜の園』 ほか)

著者等紹介

牧原純[マキハラジュン]
本名、島地純。1926年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒。文化放送でラジオ・ドラマ演出など、放送関連の仕事を幅広く手掛ける。それと平行して、エルミーロフ『チェーホフ研究』(1953年、未来社)、『チェーホフのドラマトゥルギー』(56年、未来社)の翻訳・出版以来、チェーホフを中心にロシア演劇の研究・紹介、演劇評論にたずさわる
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