内容説明
ロシア人らしさに溢れたロシアのインターネット。検索のコツと、お勧めサイトの数々。
目次
第1章 マスコミ・ネットがロシアを変える
第2章 ロシア・インターネット・ビジネスの展望
第3章 学問と教育について
第4章 インターネットで見るロシア文化
第5章 ロシア・インターネットに現れた「日本」
第6章 ロシアを楽しむ
第7章 個人ページあれこれ
第8章 ロシア旅行へどうぞ
第9章 インターネットのロシア語表現
第10章 これからの課題
著者等紹介
東井,ナジェージダ[アズマイ,ナジェージダ]
スターリンが死んだ年に生まれ、フルシチョフとブレジネフの時代に学校、大学で学ぶ。小中学校の頃は数学と物理が好きで計算尺を手から離さなかった。ハリコフ大学物理学部宇宙学科に学び、まず電気計算機に親しみ、卒業論文制作にあたっては大学の計算センターで自分でプログラムを書き、パンチカードの穴あけに苦労する。卒業後、研究所で第二世代コンピュータに出会う。1980年に来日し慶応大学、早稲田大学でロシア語を教える。1995年よりEメール・ユーザーとなり、現在は授業にインターネットを使うくふうを重ねている
井桁貞義[イゲタサダヨシ]
早稲田大学教授。著書に『ドストエフスキイ』『現代ロシアの文芸復興』、訳書に『ユートピア旅行記叢書9ロシア・東欧』、ソルジェニーツィン著『廃墟のなかのロシア』、マルガリータ冨田著『ロシア・エチケットへの旅』(ユーラシア・ブックレットNo.4)ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
工藤 杳
2
ポルノサイトの閲覧方法まで手ほどきしてくれる、井桁貞義先生に度肝を抜かれよう。普通に考えて、50歳くらいになっても新しいものを嬉々として取り入れることができるひとは偉大だと思う。新しいおもちゃを手に入れて喜ぶ井桁先生が微笑ましい。『現代ロシア文化』も要チェック。2017/01/08
宵子
1
現代におけるロシアのインターネット社会について書いたもの。実際のサイトも紹介されている。また、インターネットが果たした日本紹介やインターネット用ロシア語にも触れられている。しかし、基本的にインターネット社会は画一的である。2013/08/12
-
- 洋書
- Antioxidants