内容説明
本書の第1章では、高さの基準面と高さの定義について考察してあります。21世紀に日本でははじめて使う高さである「正標高」の概論なども考察しています。第2章では、水準測量の器械について考察してあります。従来の器械の説明とともに、電子レベルについても記述してあります。第3章では、これまで世界で研究されてきた内容を考察しています。また、筆者らの独自な調査結果についても記述してあります。第4、5、6章では選点・埋設、観測、計算・整理などについて説明してあります。電子レベルを使った観測の注意事項にもふれています。第7章では、渡海(河)水準測量に関した説明と考察が行われています。第8章では、海外と日本の測量事情との違いを知ることを目的として、記述されています。第9章平均計算では、幅広く一般的な処理方法を考察してあります。特に、観測値の重み(重量)についてその定義を説明してあります。
目次
第1章 総説
第2章 水準測量用器械とその点検及び検定
第3章 水準測量の誤差
第4章 水準測量作業実施計画及び水準点の選点・埋設
第5章 観測
第6章 計算・整理
第7章 渡海(河)水準測量
第8章 海外における水準測量
第9章 測地網平均計算
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