内容説明
人相で健康や病気の相関関係を医師が解明―顔の療法・保健法は美容法を兼ねたもの。神=体貌を観察して病気を知る、聖=声を聞いて病気を決める、工=病歴などを問うて決める、巧=脈を見、背中を触って決める。科学的な根拠のもと、健康状態を逸早く察知し、病気を防ぐためのポイントを啓示。
目次
1 人相と病相の歴史
2 顔の筋肉と皮膚でみわける健康(情緒を表わす顔面筋;五臓と五行;顔色 ほか)
3 顔の部位でみる健康診断(額;眉;眼 ほか)
4 体系と病気の関係(体貌研究の歴史;体型と環境;肥満度による分類 ほか)
5 各種疾病の特徴と療法(脱水症;悪液質;腺病質顔貌 ほか)
むすび(自己診断五方法;六大法則)
著者等紹介
樫尾太郎[カシオタロウ]
1918年(大正7)新潟県生まれ。1942年東大医学部卒。内科専攻。医学博士。元名古屋商科大学講師。1996年(平成8年)12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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