内容説明
縄文・弥生時代の“原始日本語”は大むかしの漢語と8~9割が同根であったらしい。太古の漢字音を日本人の訛りで発音してみると、不思議にもなまの日本語があらわれてくるのです。
目次
第1編 原始日本語の発生(食生活に関連する“単語”と“文章”の発生;日常生活に関連する“単語”と“文章”の発生 ほか)
第2編 日本語の文法の発生(基幹“動詞”「は」・「の」の発生(助詞「は」・「の」の発生)
文末の“助詞”「よ・なり・である」、「ぢゃ・だ・や」の発生 ほか)
第3編 奈良時代の特殊仮名遣い(謎の多い奈良時代。国語学を発展させた学者;大むかし漢語と日本語とが同根であった証拠 ほか)
第4編 日本語のアクセント(漢語のアクセント(=四声)
原始日本語に紛れこんだ漢語の“四声”)
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- 別冊関学文芸(45号)