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「キリストの聖遺物」の謎―どこに消え、誰が秘匿しているのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784885920677
  • NDC分類 193.02
  • Cコード C0016

内容説明

“キリストの聖遺物”とは、キリストが十字架刑に処されたときにはりつけにされた「聖十字架」、手足に打ち込まれた三本の「聖釘」、その血を受けた「最後の晩餐」の「聖杯」、その遺体を包んだ亜麻布「聖骸布」、そしてキリストにとどめを刺した「ロンギヌスの聖槍」などをいう。それら“キリストの聖遺物”は、その後、どこに消えたのか―?『ダ・ヴィンチ・コード』が追求した「聖杯」の行方とその正体とは?ヒトラーが熱望した「聖槍」の謎は?「トリノの聖骸布」の真贋とは?また「失われたアーク」の所在は?“伝説”と“陰謀”に鋭く肉薄する。

目次

第1章 “伝説”はどこまで真実なのか―イエス・キリストの「聖杯」(「ケルトの聖杯」と「キリストの聖杯」;「円卓の騎士」と「十字軍」 ほか)
第2章 ビザンツ帝国とテンプル騎士団―イエス・キリストの「聖骸布」(テンプル騎士団がビザンツ帝国から奪った?;本物の「聖骸布」はどこにあるのか?)
第3章 コンスタンティヌスの野望―聖なる「罪状プレート」の真贋(「聖なる十字架」はどこにあったか?;「キリストの聖遺物」に固執した大帝)
第4章 ヒトラーをも駈り立てたその“魔力”とは―「失われたアーク」のその後(「十戒」の石板を納める「契約の箱」;「アーク」は誰の手に渡ったのか? ほか)
終章 繰り返される暗闘―「聖宝」を所有する者こそが“正統”なり(キリスト教「異端追放」の歴史;マグダラのマリアとヨセフはなぜ「聖杯伝説」の主役にされたのか? ほか)

著者等紹介

神辺四郎[コウノベシロウ]
1946年生まれ。早稲田大学政経学部卒。世界三大「一神教」またキリスト教の「聖書」に深い関心を持ち、ユダ=キリストを売り渡した男との定説に鋭い疑義を投げかけた『誰がキリストを殺したか』(宝島社)をはじめとして『世界五大宗教入門』『ビン・ラディンのイスラム教とユダヤ教、キリスト教』など著書多数。また日本語・漢字の普及啓蒙家としても多くの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。