内容説明
会社、自治体、市民運動、学校、海外の日本人社会etc.で人びとの実際の行動を調査・観察。かつて「タテ社会」として提示された日本の現在を再検討する。
目次
第1部 現代日本の社縁文化(現代日本の社縁文化;ポン・デ・ザールの白紙撤回と市民運動―京都のフランス橋はなぜ架からなかったのか;日本における任意団体―体制への機能的貢献か変革力か?;日本の市民社会と共同体づくりにおける市民参加―武生市の事例 ほか)
第2部 日本の(フォーマルな)組織におけるインフォーマル活動(日本の(フォーマルな)組織におけるインフォーマル活動
J社の日本人男性駐在員のパワーポリティックス
マーケット、ヒエラルキー、ネットワーク、フレーム―広告代理店のインフォーマル/フォーマル組織
ワーキング・クラスの公立高校におけるインフォーマル・ストラクチャー ほか)
著者等紹介
中牧弘允[ナカマキヒロチカ]
国立民族学博物館・総合研究大学院大学教授
セジウィック,ミッチェル[セジウィック,ミッチェル][Sedgwick,Mitchel]
オックスフォード・ブルックス大学シニア・リサーチ・フェロー
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