内容説明
本書は、バリ島の人が小さい時から身につけている伝統芸術をいしずえに、旧市場や伝統ある集落、さらに石像、木彫、織物、絵画などの芸術作品群、忘れかけたオランダ占領時代のバリ文化、宗教儀式に明け暮れる各種行事や神々への供物、王宮や上流階級に伝わる格式ある伝統衣装、そして、神々に捧げるバロン、レゴン、ケチャック、ガボールのバリ舞踊などから、バリの伝統美の真髄に迫っている。
著者等紹介
萩野矢慶記[ハギノヤケイキ]
1938年栃木県生まれ。専修大学卒業。子供と海外旅行写真がライフワーク。今日まで、インドネシア・バリ島の他51ヵ国撮影取材。所属、(社)日本写真家協会、日本旅行写真協会、(社)日本写真協会
武居郁子[タケイイクコ]
1970年兵庫県生まれ。JTB日本交通公社退職後国際結婚、94年よりバリ島在住。バリ伝統儀式による結婚式を体験、その感動を多くの人に分かち合いたいと、バリ伝統婚礼やバリ舞踊等徹底研修、1995年フィスタ・バリ社設立。以来、バリ伝統衣装や伝統舞踊を紹介しつつ、日本との文化交流に努める。ガルーダ・インドネシア航空機内誌や各種雑誌等に執筆多数。2000年インドネシアの国家試験であるビューティーカルチャー(伝統婚礼衣装や民族衣装の着付け、ヘアーメイク等)のディプロマを外国人として初めて合格、話題となる。インドネシア語、バリ語、英語に精通
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