内容説明
洋風居酒屋経営四十年のベテラン作家が綴る食と肴の語源散策。
目次
「赤貝」は夜中なり
「飛鳥」の蘇は古代人のチーズ
「あも」はあんころ餅。餅は?
「イカサマ」はセピア色
「イクラ」がタラコだったわけ
「出雲」と「稲荷」のいやしんぼ
「いわし」は弱し、いわしは強し
「うろん」はスーどん、「そば」はかけ
「うなぎ」屋の息子、鰻を語る
「うつぼ」・蛸・伊勢エビ・三すくみ〔ほか〕
著者等紹介
奥田継夫[オクダツグオ]
1934年(昭9)大阪はざこばに生まれる。同志社大学在学中に集団疎開を鮮烈に描いた『ボクちゃんの戦場』(理論社)でデビュー。後にマンガ化、映画化され、ベルリン映画祭で評判になった
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