内容説明
教室で、職員室で、日々使われている「ことば」に徹底的にこだわることから今日の学校教育のありようをただす。学校現場の内側から子どもと学校・教育を考える。
目次
第一章 分析―学校のことば・教師のことば
第2章 展開―教育解放をめざす表現学習(いま「学校」はどうなっているか;授業をめぐる「ざわめき」と「沈黙」;今の高校生の生きている時代;パロディに見る今様高校生;言葉のイメージ・言葉の力;言葉の背後に目を向ける;「書く立場で読む」実践へ;実践を通じてつかめてきたもの;総合学習 汗と涙のインタビュー・ルポルタージュ;教育解放に向けての実践―自戒と視座)
第3章 考察―学校危機の根源を問う(「受験戦争」が問題の根源か?;「知ること」と「学ぶこと」;「学び」の生成;崩壊した「知識」のあとで;テキストという檻)