内容説明
インドの諸文献と考古学知見に基づいたジャータカ。比較文学、比較文化、比較思想としての菩薩物語を語る。
目次
インドのコント
インドの輪廻説
輪廻転生と仏教
仏教と輪廻転生
ジャータカすなわち前生
第1部 寓話
第2部 お伽草子
第3部 コント
結語 パンディット・スマントラ・ローケーシュヴァル紹介
アヒンサー ローケーシュヴァル師の黙示録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
山中鉄平
1
仏陀の前生のお話しが楽しめるかなと思ってみてみたが、仏陀の生涯に関する研究書のようで私には難しかった。ざっくり目を通したのみ。仏陀の前生なので菩薩の時のお話しで輪廻転生が前提になっているようだ。仏陀には無論宿命通が備わっているので前生を語るに難は無い。女性菩薩も登場し私にとっては興味の尽きぬ資料ではある。もう少し修行を積んだ後にあらためて読んでみたい(多分出来ないと思うが…)。ちなみにこの私の前生が仏陀であり今は菩薩であっても構わないが誰にも知られないのでそのことに意味はないだろう。2025/09/13




