夢ありき。―脳性小児マヒの息子あっての人生ドラマ

夢ありき。―脳性小児マヒの息子あっての人生ドラマ

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784885880520
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

脳性小児マヒの身でアメリカンドリームを達成した長男(2003年、米国ABCテレビ出演)は、何と多くのことを、家族に、周囲に教えてきたことか。ハイブリッドエンジンを開発し、’97年ダカールラリー総合優勝を導いた元・日野自動車エンジン技術者一家の愛と苦闘の夢追い物語。

目次

第1部 脳性小児マヒの息子の母親として(難産の果てに;まさか…;夢街道ひた走り)
第2部 技術者として、父親として(世界一の技術者になろう;ダカールラリーを制覇する;愛を携え必死に生きる;障害者の寄宿舎をバークレーに!)

著者等紹介

茂森和子[シゲモリカズコ]
1963年、東京都立町田高校卒業後、日野自動車入社。66年、日野自動車のエンジン技術者、茂森政と結婚。68年、長男・勇が重度の脳性小児マヒで誕生。71年に次男、73年に長女が誕生するも、長男の育児で一時は自殺を考えるなどノイローゼ状態に。絶対に歩かせてみせると決意してからは長男の訓練に明け暮れ、学校も小学校から大学2年まで介助でつき添う。現在、留学した長男が暮らした米国バークレーに障害者の施設を作るべく夫とともに奮闘中

茂森政[シゲモリマサシ]
1937年、東京・中野に生まれる。59年、芝浦工業大学卒業後、日野自動車入社、ディーゼルエンジンの研究開発に従事する。日本機械学会賞、自動車技術会賞などを受賞。在任中はハイブリッドエンジンを開発し、97年のダカールラリーでは、監督としてトラック部門の1、2、3位を独占するという快挙を達成。2001年、副社長を最後に日野自動車を定年退職。米国バークレーに勉学を志す障害者のための施設を作るべく、妻と一緒に奮闘中。脳性小児マヒの長男が不自由な身体で次々と夢を実現していく精神力に刺激され、定年後の生き方として、夫婦で夢を持って生きることを提言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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