我が人生の調書―元副検事の検察庁顛末記

我が人生の調書―元副検事の検察庁顛末記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784885821721
  • NDC分類 916
  • Cコード C0023

内容説明

元副検事の追憶によみがえる激動の昭和。大事件で脚光を浴びる検事の陰で黙々と与えられた仕事に取り組む『副』と肩書のつく検察官の知られざる姿。

目次

序章 大陸の青春―激動の満州で生死を分けた日々(徴兵回避で満州に逃避;太平洋戦争の勃発と青春前期 ほか)
第1章 敗戦の祖国での就職戦線異常あり―戦後混乱期の職場で出会った上司たちの珍武勇伝始末記(馴染み薄き本籍地への帰還;重婚騒ぎとなった満州の恋 ほか)
第2章 副検事走った記憶の事件簿―今だから書ける在りし日の担当事件(釧路から原庁千葉への復帰―新任地の勤務年限;暴力団の暴力事件と副検事の職務権限 ほか)
第3章 事件で学ぶ人生いろいろ―犯罪は人間の機微が凝縮したドラマである(賄賂は人間の弱さに付け込んだ卑劣な犯罪;暴力団も懲役は怖い ほか)

著者等紹介

梅室圭三[ウメムロケイゾウ]
大正10年7月6日、京都市中京区坊城三条で出生。昭和14年3月6日、京都市私立大谷中学校卒業。同年同月徴兵を逃れるため、満州国吏員に応募し採用。同月単身渡満。以後、満州国吏員として戦時下の大陸で、さまざまな困難を体験する。昭和20年7月、終戦一ヵ月前に応召され満州の部隊に配属されるが、命がけの脱走を敢行し成功する。敗戦とともに満州での日本人の地位は凋落。生活の糧を求めて辛苦にあえぎながら帰国を待ちわびる。昭和21年8月21日、終戦の翌年、満州より本籍地の千葉県東金市福俵に復員。同年11月、東京地裁検事局事務官を拝命し、以後、千葉管内の検察庁の事務官としての道を歩むこととなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品