内容説明
愛犬ランとの痛切な別れの体験。加速化するペット社会の裏側の一景を映し出す。愛犬との別れをドラマチックに表現。苦渋の選択の果て、保健所へ連れて行く道程を綴ったドキュメントである。
目次
一九八八年八月二十九日(午前十一時;午前十一時十五分;午前十一時三十分;午前十一時四十分;午前十一時四十五分;午前十一時五十五分;正午;午後一時;午後二時;午後二時三十分;午後三時;午後四時;午後五時)
ラーラ―詩と絵
著者等紹介
大野冨美子[オオノフミコ]
昭和8年生まれ。明治学院大学英文科卒。商事会社(太洋物産)入社。以後、山手ゼミ勤務の後、「難聴児のための学習塾」に携わる。短歌、パステル画などを独学で修得し、短歌は朝日歌壇、読売歌壇をはじめ、各誌紙にての入選作が多数ある。また、「クラシックシネマ愛好会」を主催し、これまでの鑑賞作品は80本にのぼる。現在は「パステルで描く美しい肖像画の世界」を新しいテーマとして加え、制作に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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