出版社内容情報
イグノーベル賞の研究75本を紹介。
内容説明
笑える。だけど考えさせられる。世界のスゴすぎる研究を解説。生き物の謎を解明したり、思いがけない発見があったり。そんなイグノーベル賞82本を紹介!!
目次
1 謎を解き明かしたい(クロサイを運ぶには、どの姿勢がいちばん良い?;ウォンバットのうんこは、どうして四角いの? ほか)
2 とことん追究したい!(人間の暮らしにつかれたから本物のヤギになりたい!;野生動物の生活って、どんな感じ? ほか)
3 目のつけどころがちがう(動物がおしっこにかける時間を計ってみた!;ワニが鳴き声を出す仕組みを知りたい! ほか)
4 思いがけず大発見!(吸血コウモリは獲物が減ると何を食べるの?;ヤシの木の下での昼寝は、どのくらい危ない? ほか)
5 いつかは役立つはず!?(非常時に、だれでも使えるガスマスクを作りたい!;ポテトチップスを食べる音を変えてみた! ほか)
著者等紹介
五十嵐杏南[イカラシアンナ]
1991年愛知県生まれ。日英両言語でものを書くサイエンスライター。トロント大学で進化生態学と心理学を専攻。インペリアル・カレッジ・ロンドン修士課程修了(科学コミュニケーション)。時にはシリアスに、時には肩の力を抜いたテイストで、科学誌やオンラインメディアを中心に記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
87
「ざんねんな」系と似た装丁で小学生に人気。フルカラー、全ふりがな[1.謎を解き明かしたい]四角いうんち/5秒ルール/バッタの脳/黒板ツメ音[2.とことん追求したい]クジラの鼻水/ハチ刺された痛み/ダチョウの卵/唾液の量[3.目のつけどころ]トースト落とし/股のぞき/ゆで卵[4.思いかけず大発見]吸血コウモリ/サソリのしっぽ/口内炎にはアイスクリーム[5.いつかは役立つはず]ブラジャーガスマスク/ゴキブリ磁石▽イグノーベルは日本人受賞者も多く人気です。数年前に展覧会も見ました。どれも面白い。2024.2刊2025/05/16
d2bookdd
19
さらさらと読みました。1テーマ、1〜2ページにまとまっていて、わかりやすく感じました。身の回りにの現象の中から、疑問に感じる力が凄い!2025/05/31
今ちゃん
4
イグノーベル賞を受賞した研究のことがすごくわかりやすく書かれているのでとても読みやすかったです。それにしても、どの研究も着眼点が面白いなぁと思いながら読んでました2024/11/29
ともさん
2
子供向けとあなどるなかれ。イグ・ノーベル賞ってちょっと馬鹿げたような研究に贈られる賞という印象があったけれど、結構役立つ研究が多いのね。いろんな虫に刺されて痛みを記録する研究者が「どうして、私はこの指標を作り初めてしまったのだろう」と感想を残していて辛そう。他にもスーパーが混んでいるときレジに並び直すべきか計算で導きだしているらしいので知りたい。2025/02/26
pecosmile
2
装丁やデザインは良かった。内容はただの雑学本。イグノーベル賞を扱うなら、研究の背景や手段、データ等を絡めて欲しい。表層だけの薄っぺらいつまらん本だった。2024/07/24